デザイン工学科
意匠系 卒業
千葉大学大学院
工学研究科
デザイン科学専攻
修了
大学時代、某企業で
デザインの仕事を学業と
並行して学ぶ
→WEB制作(HTML+CSS,Flash+XML,その他少々)をはじめ、紙媒体のデザインを学ぶ
趣味で映像制作/サークル等でVJ活動
某印刷会社に入社
CD/AD見習いとして奮闘中
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
これが欲しいです。入手しにくいのか、前はプレミアがついてめちゃくちゃ高くなってました。最近は定価の3倍くらい出せば買えるみたいです。内容はこんな感じです。
タレントの高田純次氏が、人々の様々な悩みに答えてくれる人生相談の書である。こうした悩みのQ&Aは、読売新聞の「人生案内」や雑誌等でよく見かける。世間の人がどんな悩みを持っているのか、それに対する適切な回答例はどんなものか、そういったものを読むのはなぜか楽しい。他人の不幸を喜んでいるわけではない。世の中の問題というのは、けっして単純なものだけではなく、回答者がそれら難しい問題にどう説得力を持たせて回答するのか、そのあたりが楽しい理由かもしれない。
さてこの本では、コメディアンの高田氏らしく、どんな悩みも笑い飛ばす方向で答えている。柳に風というのか、飄々とした答えで、吹き出してしまうものが多かった。
最近、佐高信著『手紙の書き方』を読んだのだが、そのアドバイスの一つに「具体を書け」というのがあった。具体的な事が手紙に書かれると、それを読む者に強い印象を与える効果が出てくる。それと同じ事が、本書でもうまく使われている。つまり高田氏の人生経験のバックグランドを効果的に使って答えている場合が多い。結婚して子どもがいるのに、宝石会社を辞めちゃった話とか、ボウリング場のテーブルを盗んじゃった話とか、実に味わい深く、具体的な内容を織り込んでいる。盗んじゃったテーブルなんて、写真つきで、そのことを綴った詩までつけるというサービスぶりである。
文章の活字をところどころ大きくしているのも、戸梶圭太氏の小説(『牛乳アンタッチャブル』等)みたいで、メリハリが効いている。
好日派の作家・高杉良氏の小説でも、現実を反映して好日度の低い作品が多くなっている。このような時代である現在、お笑いの人から、つらい社会を笑い飛ばすようなエネルギーを補給してもらいたい。ここんとこ、本当に暗いニュースばかりの日本だが、高田氏のように、のらーりくらりと世界を笑い飛ばすエネルギーは、貴重である。彼の突飛な答えに、脳味噌がとろけそうになるような感覚は、深刻病国家の日本に対する処方箋として有効である。
(ビーケーワンより 参照→高田純次 人生教典)
絶対買ってやる!!